ご挨拶
Greeting
私が初めて接客の仕事を経験したのは、学生時代でした。兵庫県のゴルフ場でキャディーのアルバイトをしていたのですが、これが私にとって初めて「お客様と接する仕事」でした。

キャディーの仕事は、ただゴルフバッグを運んだり、コースを案内したりするだけではありません。何ホールか一緒に回っていると、この方はこの距離なら次はこの番手を選ぶだろうな、と少しずつ分かってきます。
そうすると、言われてからクラブを取りに行くのではなく、次に使いそうなクラブをあらかじめ準備しておくことができます。
もちろん、お客様によってプレーの仕方も性格も違います。よく話をされる方もいれば、あまり声を掛けずにプレーに集中してもらった方がよい方もいます。
次に何を必要とされるのか。今は声を掛けた方がいいのか。
それとも、少し離れていた方がいいのか。
相手の様子を見ながら、自分で考えて動くことが求められる仕事でした。学生の頃ですので、当時そこまで深く考えていたわけではありませんが、「言われてから動くのではなく、相手が次に何を求めるかを考える」ということは、この仕事で最初に身についたように思います。
大学卒業後は自動車ディーラーに入社し、営業職として勤務しました。ディーラーの営業は、きれいな話ばかりではありません。
毎月の販売目標があり、正直なところ、ノルマとの闘いでした。月末が近づいて数字が足りなければ焦りますし、売れない月が続けば当然プレッシャーもかかります。
ただ、焦ってこちらの都合ばかりを押しつけても、車は売れません。
お客様がどんな使い方をするのか、家族構成はどうか、予算はどのくらいか。何気ない会話の中から、その方が本当に求めているものを考える必要がありました。
営業として数字を追わなければならない一方で、お客様にはお客様の事情があります。
その両方の間で悩みながら仕事をしていたのが、当時の自動車営業だったと思います。
うまくいかないこともありましたが、お客様に納得して車を選んでいただき、「ありがとう」と言ってもらえたときには、やはり営業という仕事のおもしろさを感じました。
その後、父の跡を継いで新聞販売店を経営しました。ただ、ちょうど新聞離れが進んでいた時期でもあり、経営は決して楽ではありませんでした。
購読者が少しずつ減っていく中で、どうすればお客様に続けていただけるのか、どうすれば店を維持できるのかを常に考えていました。会社員として営業していた時とは違い、経営する立場になると、売上だけでなく、従業員のことや毎月の支払い、地域のお客様との関係など、すべて自分で考えなければなりません。
正直、うまくいかないことも多くありました。
一方で、長く購読してくださるお客様や、地域の方との何気ないやり取りに助けられることもありました。
この頃に、仕事は結局、人との信頼関係の積み重ねなのだと強く感じるようになりました。
新聞販売店を経営していた時期に行政書士の資格取得を目指し、平成26年に行政書士試験に合格しました。
その後、不動産会社へ転職し、住宅や土地の売買、査定、売却相談など、不動産営業の仕事に携わるようになりました。不動産もまた、お客様にとって大きな金額が動く仕事です。
特に売却の相談では、「いくらで売れるのか」だけを聞けばよいわけではありません。なぜ売却するのか、いつまでに売りたいのか、売った後はどうするのかなど、事情をきちんと聞かなければ、その方に合った提案はできません。
不動産の仕事を続ける中では、相続をきっかけとした売却のご相談を受けることもあります。
実家や土地を相続したものの、名義のことや相続人同士の話し合いがまだ終わっておらず、すぐには売却を進められない。そうした場面に接するうちに、不動産と相続は切り離して考えられないことを感じるようになりました。
以前から持っていた行政書士資格を活かせば、相続の手続きから、その先の不動産のことまで、もう少し広い視点でお客様の相談に関われるのではないか。そう考えるようになり、令和7年4月に行政書士登録を行い、「行政書士おとだ法務事務所」を開業しました。
振り返ってみると、学生時代のキャディーから、自動車ディーラー、新聞販売店の経営、不動産営業まで、ずっと人と接する仕事をしてきました。
順調だった仕事ばかりではありません。
数字を追い続けた営業時代もあれば、新聞離れの中で経営に苦しんだ時期もありました。
そうした経験があるからこそ、相談に来られた方に対して、こちらの考えを一方的に押しつけるのではなく、まずその方の話を聞くことを大切にしています。
相続のご相談でも、事情は一人ひとり違います。
手続きのことだけでなく、相続した家や土地をどうするのか、これからの生活をどうするのかまで含めて悩まれていることもあります。
行政書士としてできることは私が対応し、相続登記であれば司法書士、相続税であれば税理士など、必要な場合は他の専門家につなぎます。
また、相続した不動産については、これまでの不動産売買の実務経験も活かしながらご相談をお受けしています。
相続では、内容によって相談先が変わることがあります。
登記は司法書士、税金は税理士、不動産の売却や活用は不動産会社など、ご自身ですべての相談先を探し、それぞれに事情を説明するのは、思っている以上に手間がかかります。
そうしたときに、まず当事務所にご相談いただき、必要な手続きや相談先を整理する。
当事務所で対応できることはそのまま進め、他の専門家の力が必要な場合は、適切な専門家や事業者につなぐ。
相続に関することであれば、まずここに相談すれば次に進める。
そんな窓口でありたいと考えています。
事務所概要
Office
| 事務所名 | 行政書士おとだ法務事務所 |
| 代表行政書士 | 音田賢志 |
| 所在地 | 大阪府富田林市寿町2丁目5-43 テクノ寿町ビル3F |
| TEL | 050-8894-7173 (営業のお電話はご遠慮ください) |

アクセス
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- 所在地
大阪府富田林市
寿町2丁目5-43 テクノ寿町ビル3F - 電車でお越しの場合
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平日9:00~18:00 / 水曜定休

